今回は、現在ジュビロ磐田でプレーしている小川航基(おがわこうき)選手についてご紹介します。
名門桐光学園出身で中村俊輔の後輩である期待のオリンピック世代の選手です。
目次
小川航基(おがわこうき)選手オリンピックでサッカー日本代表!プレースタイルと身長と背番号は?
まずは小川選手の簡単なプロフィールをご紹介します。
生年月日:1997年8月8日
身長:186cm
体重:78kg
出身:神奈川県横浜市
ポジション:FW
背番号:9
小川航基(おがわこうき)選手のプレースタイル
小川選手といえば高校時代に選手権大会で高校ナンバーワンストライカーとして注目された選手として皆さんご存知の方も多いのではないでしょうか。
高校は有名な桐光学園の出身です。こちらは強豪校で有名で、元日本代表の中村俊輔選手も卒業している学校ですね。
中村選手とはジュビロ磐田で一緒にプレーすることになりましたね。
そんな高校時代からぶいぶい言わせていた小川選手ですが、プレースタイルの特徴の一つ目はやはりその恵まれた身長を活かしたヘディングでしょう。
ポジションはFWでありながらの186cmで、その高さから繰り出されるプレーは絶妙です。
水戸ホーリーホック小川航基選手の3試合連続ゴール⚽今日はヘディング💨
スタァすげぇなぁ~☆👦🎶 #小川航基 #水戸ホーリーホック #ジュビロ磐田 pic.twitter.com/PdwMaq0edG— 10☆Road to J1 (@10star_jubilo) July 31, 2019
実は小川選手、元々のポジションはトップ下の選手としてプレーしていました。日本人では南野拓実選手や香川真司選手、theトップ下の選手としてはマラドーナが得意としていたポジションですね。
FWは高校時代の監督から提案され転向した経緯があったようです。
そのためヘディングだけではなく、足元の技術もしっかり持っている選手だというのが二つ目の特徴といえそうです。
高身長から繰り出されるヘディングだけでなく、俊敏な動きで相手の隙をついて裏へまわり、確実にゴールを決めるそのシュートの精度はさすがです。
例えばこちらは、ゴール前の難しい横からのパスを見事に受けて決めてくれたシーンです。
こういう、細かいけど確実に決められる技術を持っているのが小川航基選手なのです。
難しいけど大事な場面で決められるこのシュート精度はこの年代ではトップクラスでしょう。
ちなみに高校時代には15年度全国高校選手権、15年全国高校総体にて優秀選手に選出された経歴を持っています。
こちらはハットトリックを決めた映像です。小川選手の良いプレーが詰まっています。
特徴を2つあげてはいるのですが、個人的には小川選手は万能型のストライカーだと思っています。
上の動画では、1点目がこぼれ玉に反応してゴール。2点目は右足で冷静にPKを決め、3点目は良いコントロールから左足でゴールを決めています。
高校ナンバーワンストライカーとして注目を集めたのもうなずける技術です。
同じFWの選手では、現日本代表エースの大迫選手がプレースタイルとして似ている選手でしょうか。大迫選手も高校時代、ナンバーワンと言われてプロに入ってきた選手の一人です。
その後オリンピックにも出場し、海外移籍も果たしています。小川選手も大迫選手に続く万能型ストライカーとして、さらに活躍して欲しいです。
小川航基(おがわこうき)選手オリンピックで日本代表なるか
小川選手は1997年生まれなので、オリンピック世代の選手といえます。とはいえ世代の中では最年長の年代です。
ちなみにこれまで年代別日本代表にも選出されてきています。
2015年 U-18日本代表 Panda Cup 2015に出場 SBS杯 →優勝
2016年 U-19 日本代表 AFC U-19 選手権 2016に出場 →初優勝
2017年 U-20 日本代表 FIFA U-20W杯に出場 →ベスト16
2018年 U-21 日本代表トゥーロン国際大会・ドバイカップに出場 →準優勝
2019年 U-22 日本代表トゥーロン国際大会に出場 →準優勝
2020年 U-23 日本代表 AFC U-23選手権に出場 →予選敗退
AFC U-23選手権の結果などはこちらから→メンバーは?U23サッカー日本代表AFCU23選手権タイ2020
2015年に日本代表に選出されてからこれまで毎回召集されていて、アンダー世代の日本代表の常連の選手ということがわかります。
ごく最近に行われたAFC U-23 選手権においてはとても残念でしたが、、
それまで毎回のように優勝・準優勝をしており、かなりの好成績を残しています。
チームとしてもそうですが、個人的にも若くして能力の高い選手としてとても注目されているという印象ですが、正直オリンピック世代には同じポジションで同じくらい能力の高い選手は多く、ライバルは多いなぁと思います。
例えば上田綺世(うえだ あやせ)選手や前田大然(まえだ だいぜん)選手がオリンピック世代では有力でしょう。
上田選手や前田選手の紹介記事はこちらから↓
→上田綺世(うえだあやせ)選手の高校は?東京オリンピック出場なるか
→コパアメリカサッカー日本代表スピードスター前田大然マリティモ移籍
また、オーバーエイジ世代では大迫勇也選手がいることも忘れてはなりません。
大迫勇也選手の紹介記事はこちらから→大迫勇也は中央大学?半端ない彼の嫁は?年俸は?
同じFWの選手として、もし大迫選手が選出されることになれば争いはさらに厳しくなりそうです。オリンピック召集メンバーにもこれから注目ですね!!
A代表にも選出されています!→E1のメンバーは?SAMURAI BLUEサッカー男子日本代表発表!
小川航基(おがわこうき)選手U20W杯で前十字じん帯断裂と半月板損傷の全治6ヶ月の大怪我!
前項目でFIFA U-20W杯に出場していたとご紹介しましたが、この時の成績はベスト16でした。実はこの大会中、なんと左膝前十字靭帯断裂と半月板損傷の大怪我を負ってしまいました。それも大会第2戦目のウルグアイ戦でのことでした。
当時日本のエースとしてすでに期待され、活躍していた小川選手なだけに、このタイミングでの離脱はチームにとっても本人にとっても大きなダメージとなりました。
こちらは小川選手のインスタグラムからの投稿です。
こういう時の応援は本当にしみますよね。小川選手の悔しさが伝わります。
そしてリハビリを頑張るという前向きさがさらに応援したくなる投稿ですね。
全治6ヶ月という診断結果でしたが、リハビリをしていた病院は怪我をしたアスリートが多くいる環境だったようです。
そのため、普段なら出会うことのなかった他競技のアスリートと出会い、話せたことがとても良い経験・刺激になったと話しています。
怪我で苦しい時期にもかかわらず、少しずつ完治に向かってリハビリをしていこうとモチベーションを保っていけるあたりはさすがプロだと思いました。
そして術後約8ヶ月後、ついに試合に戻って来てくれました。
そしてその1ヶ月後に行われたルヴァン杯グループリーグで後半17分からの途中出場を果たし、約10ヶ月ぶりに公式戦への復帰も果たしました!
この試合では294日ぶりの公式戦だったようで、見事ジュビロ磐田が1-0で勝利しています。
長いリハビリ期間を経ての公式戦で見事勝利!これにはファンもチームもとても嬉しかったのではないでしょうか。
これからを期待されている、特に若い時期でこれだけの大怪我をすると、周りとの差も生まれ、とても怖かったと思います。
どん底から這い上がり、華麗に復帰してくれた姿にはとても勇気をもらいました!
小川航基(おがわこうき)選手ジュビロ磐田へ復帰、水戸ホーリーホックでのレンタル移籍は?
小川選手は2019年シーズンに出場機会を求めて、水戸ホーリーホックへレンタル移籍をしていました。その活躍は素晴らしく、17試合で7ゴールという好成績でした。
その活躍と、J2に降格したことも相まり、この度2020シーズンからはジュビロ磐田へ復帰することになりました。
そのためこのような若手選手の出場機会の場を与えるレンタル移籍のことを、育成型期限付き移籍とも言うようです。
水戸ホーリーホックのファン・サポーターも頻繁に小川選手との写真をあげており、サービスが良いのも小川選手の人柄だなぁと思います。
今回、ジュビロ磐田で出場機会に恵まれなかったためレンタル移籍をしていましたが、これまでの素晴らしい代表歴や評価を考えると、小川選手にとって初めての挫折の時期だったのかと思います。
レンタル期間中たくさんの応援があり、あたたかく過ごせていたことも小川選手にとって、とても良いレンタル移籍となったのではないでしょうか。
無事にジュビロ磐田に復帰できてよかったですね!
小川航基(おがわこうき)選手のインスタとツイッターは?兄弟や彼女はいるの?
小川選手のインスタとツイッターは比較的に頻繁に更新されています。
インスタグラムで言えば、投稿数が201で、フォロワー3.7万人です。投稿数を見ても、この辺りのSNSの使い方は現代っ子だなぁと思います。
兄弟はお兄さんが一人いるようですが、実はお兄さんが地元のクラブチームに所属していたことがきっかけでサッカーを始めました。
ご両親はとてもよく話を聞いてくれ、小川選手のことをいつも見守ってくれています。父・母・兄の家族全員で小川選手を応援してくれている、そんな素敵な家族だなと思いました。
さて小川選手といえば感情豊かにプレーをしている印象がありますが、その顔立ちも非常に整った選手ですよね。
女性人気もとても高そうな小川選手ですが、彼女はいるのでしょうか?
調べたところ現在彼女はいません。もちろん結婚もまだしていません。
ただ、セレッソ大阪所属の清武弘嗣選手の結婚式に参加したときの投稿には↓
このようなコメントを残していて、結婚への興味はありそうです。
将来的に結婚ニュースもあるのではないでしょうか! 楽しみに待ちたいと思います。
ウイイレ2020版と2019版、小川航基(おがわこうき)選手の能力値に変化!
通称‘‘ウイイレ‘‘でおなじみのサッカー育成ゲーム、ウイニングイレブンで小川選手の能力値が57→67に進化しました!
現実に活躍するとそれだけゲーム内での評価も高くなり、よりリアルなサッカーゲームとして楽しめます。
また個人的にはゲーム内での選手の顔や、動きなどが毎年少しずつ改良されて、どんどん似てきているなぁという印象です。
私が子どもの頃にプレステで遊んでいた時には、選手はみんな同じような顔をしていたように思います。
テレビの画質が良くなったように、ゲーム内のカラーも鮮やかになりました。
例えば選手のユニホームなんかは本当のユニホームの色に近い感じがあります。赤は赤でも黒っぽい赤や明るく派手目の赤など。
他には昔は黒色でみんな一緒だった選手のスパイクも、今ではそれぞれちょっとずつ違う仕様になっていることも、ゲームの進化を感じます。
さて、小川選手のインスタグラムにウイイレらしきゲームの投稿がありました。
次回の改良では能力値だけでなく、ビジュアルも進化して欲しいですね!
以上、期待の若手FW小川航基選手についてご紹介しました。
国内リーグながらその実力を常に感じさせてくれる小川選手、東京オリンピックに出場するか、これからも活躍を楽しみにしています!