RBライプツィヒの戦術の秘密、戦術家ラングニックと名監督の存在!

今回はブンデスリーガ・RBライプツィヒについてご紹介します。

クラブとしては歴史の浅いライプツィヒですが、その躍進を語る上で監督の存在は外せません! 名将ラングニックから、ユリアン・ナーゲルスマン監督までそんなライプツィヒの急成長の秘密について、ちょっと詳しくご紹介します。

ライプツィヒ:ドイツでの順位は? 名将ラングニックの存在

RBライプツィヒのある都市ライプツィヒは、ドイツ東部 ザクセン州に位置しています。

ヨーロッパ大陸の商都として発達し、様々な文化の花開いたこの街は、音楽家からは作曲家バッハ、シューマン、ワーグナー、日本人では滝廉太郎などのゆかりのある音楽の街として国際的に知られてきました。

また歴史あるライプツィヒ大学ではゲーテ 、ニーチェ、森鴎外らが学び、ドイツ内においても非常に歴史のある街として知られています。

そんな、日本にとっても馴染み深い歴史を持った街 ライプツィヒに、今回ご紹介するRBライプツィヒがあります。

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簡単にチームについてご紹介します。

RBライプツィヒは2009年5月19日に飲料メーカーのレッドブルが買収したことにより発足しました。

発足当時は5部から始まり、それ以来2010年、2013年、2014年、2016年に順当に昇格を果たし、2016/17シーズンには1部ブンデスリーガに到達しました。

その年の順位は2位というかなりの好成績で、その勢いが伝わります。つまり5部から8シーズン目には1部に上がってしまったわけです。

とんでもないスピードでかけ上がったのがよく分かります。

2019年に初めてチャンピオンズリーグのベスト16に進出しました。

さらに2019年には、ベルリンで行われたドイツ杯(DFB-Pokal)では決勝戦まで進出しました。

発足からわずか10年足らずでブンデスリーガ入りをし、さらに今ではドイツを代表するクラブとなったのには驚きです。

発足からの勢いがあったから、というのもあるかもしれませんが、もちろん勢いだけでブンデスリーガには入れるわけはありません。

確実に力をつけ、実力でドイツトップリーグに名を連ねているわけですが、新生されたチームにおいて、なぜこんなにも急成長を遂げることができたのでしょうか。

その理由の一つ目は、現在のRBライプツィヒを作り上げたと言っても過言では無い、名将ラングニック氏(元監督兼スポーツディレクター)の存在があります。

ラングニック氏は元々、シャルケ04、ハノーファー96、VfBシュトゥットガルト、TSG1899ホッフェンハイムなど、ドイツの名だたるクラブで監督をしていました。

またシャルケ04時代には、内田篤人選手を指導していたといえば、ピンとくる方もいるかもしれません。

その後レッドブルグループ傘下のザルツブルクとライプツィヒを束ねる、スポーツディレクターに就任し、チームの方針などを統一するためのチーム哲学、つまり”教科書”を作り上げたことが、彼の功績の始まりです。

そしてレッドブル傘下の両チームと、その”教科書”を共有したことで、発足後すぐにも関わらずライプツィヒの土台ができ上がりました。

この事によりチームの方針や、クラブとしての色や個性などを明確にする事ができました。それが8シーズンで1部ブンデスリーガに到達するほどの急成長を遂げた理由の1つでしょう。

良いスタートダッシュを取れたという成功例と言えそうです。

チームの礎を築き、そこから選手や監督が育ったことから、”ラングニック教授”としてドイツでは大変親しまれています。

ライプツィヒ:名将ラングニックから名監督ユリアン・ナーゲルスマンの戦術、フォーメーション・システムとスタメンコンバート

前出の教科書とは、いわゆる戦術的な内容も含まれています。

ラングニック教授の、”サッカーとはなんたるものか”というのがわかるということです。

簡単にいうと、”ボールを奪ってから8秒以内にシュートまで持っていく縦に速いサッカー”です。言い換えるならば、超速いカウンターというところでしょう。

2017/18シーズンからスポーツディレクターであるラングニック教授は、完璧な教科書がありながら、相手から対策を練られたり、攻撃的なサッカーが止められつつあったことから、今後の対策として監督交代を考えていました。

その後任として選ばれたのが現在の、ナーゲルスマン監督です。

ナーゲルスマン監督といえば、ドイツ最年少監督としてホッフェンハイムで活躍し、一躍有名になりました。

ライプツィヒに足りなかった、戦術のバリエーションやポゼッションを強化し、新しいライプツィヒを任されています。

しかし、当時ナーゲルスマン監督はホッフェンハイムの監督をしており、そこでの契約も2018/19まででした。

ライプツィヒでは2018/19シーズンからは新監督を求めていたこともあり、監督の席がどうしても1年間空いてしまうことになりました。

そこで、その大役を引き継いだのがラングニック教授でした。

ラングニック教授自身が指揮をとることで、空白のシーズンを埋めたのです。

ラングニック教授は1年間監督として就任し、無事に2019/20シーズンからナーゲルスマン監督を迎えています。

ドイツ最年少と言われるナーゲルスマン監督を指名するそのセンス、そのために自分が監督を一次的につとめるというアイデアとそれができてしまうリーダーとしての統率力、どれをとってもその手腕には驚くばかりです。

戦術について、これまでのライプツィヒは、4バックのシステムを多用していましたが、ナーゲルスマン監督になり、3バックに変化しました。

個人的な印象ですが、このフォーメーションの変化により生まれた効果は、中盤の人数を増やして、自分たちでボールを持つ時間を作り、さらに攻撃のメリハリをつけることができるようになったことだと思います。

ボールさえ持っていれば、ランゲニック教授の目指す”速い攻撃”はもちろん、ポゼッションの時間を長くして相手を翻弄することも可能です。

さらにナーゲルスマン監督がすごいなと感じるのは、スタメン選手のコンバート(ポジション転向)の見極めもとても優れている点です。

ナーゲルスマン監督は、世界一の監督であるマンチェスター・シティのグアルディオラ監督に近いものがあるのではないでしょうか。

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ライプツィヒ:メインスポンサーはレッドブル、ユニフォームは公式ホームページにて販売で購入可!

ライプツィヒが急成長を遂げた理由の2つ目には、スポンサーの影響が大きく関係しています。

ライプツィヒは元々、SSVマルクランシュタットというクラブでしたが、飲料メーカーのレッドブルが買収したことでRBライプツィヒが発足しています。

レッドブルはライプツィヒ意外にもザルツブルク やニューヨークなどいくつかメインスポンサーとして契約しています。

そのすべてのチームが強化されていることを見ると、スポンサーとしての影響力の大きさを感じます。

さて、今シーズンのホームユニフォームですが、レッドブルの象徴・バイソンがやはり印刷されていますね。

こちらはニューヨークレッドブルズのホームユニフォームですが、色のイメージなどとても似ていて、統一感があります。

いずれもロゴの印字は赤く、バイソンのデザインとともにレッドブルだというのが見た瞬間にわかります。

19/20シーズンのユニフォームが公式サイトでは現在、ホーム・アウェイともに販売されており、各89,95€で購入できます。

日本円で10,794円ほどでしょうか。

日本への海外発送も対応しているので気になる方はこちらから↓

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https://www.redbullshop.com/de-de/c/rb-leipzig/?fq=%3Arelevance&page=0&show=All

ライプツィヒ:ウイイレ2020、RBライプツィヒの選手と2019版との違いは?ユリアン・ナーゲルスマン監督も!

ウイイレアプリ2020における、ライプツィヒのスタメン選手のデータを少しご紹介します。

CF パトリック・シック 78→88

CF ティモ・ヴェルナー 85→93

CMF クリストファー・ヌクンク 78→90

LSB アンヘリーノ 79→90

CMF コンラド・ライマー 76→88

RWG マルセル・サビツァー 81→89

LSB マーセル・ハルシュテンベルク 81→88

RSB ルーカス・クロスターマン 78→87

GK ペーテル・グラーチ 83→88

初期値およびレベルマックス値ともに、ヴェルナー選手が突出して高いです。

RBライプツィヒ1のスター選手なので当然かもしれません。

なおノルディ・ムキエレ選手とダヨ・ウパメカノ選手はウイイレアプリ2020では非搭載のようです。

せっかくなので所属選手全員が登場するようになったら嬉しいですね!

ウイイレアプリでは2019から2020において操作性がかなり変更されたようです。現実のサッカーにより近づき、パスのスピード感ももっとリアルになりました。

ライプツィヒ:公式インスタ・ツイッターあり! 中止期間でも選手の応援メッセージ!

公式サイトはドイツ語しかないのですが、選手紹介のページでは各選手のこれまでのゴール数アシスト数などの成績が載っています。

各選手のポートレイトとして短い動画も公開されているので気になる方はチェックしてみてください。

https://www.dierotenbullen.com/de/mannschaften/1.-mannschaft/team.html

またこれまでご紹介した通り、インスタやツイッターもクラブの公式アカウントがあります。特にブンデスリーガのすべての試合が中止にならざるを得ない今、選手たちの様子やメッセージも、リアルタイムで公表されているのはとても嬉しいですよね。

こちらはDFのルーカス・クロスターマン選手です。

ドイツ語なので難しいですが、この状況を励ましているメッセージということが分かりますね。

ドイツだけでなく日本でも選手の体調不良が報道されたりしていますが、みんな無事に乗り越え、元気にサッカーを再開できる日をのぞむばかりです。

ライプツィヒ:日本人の移籍の可能性!?

現在RBライプツィヒには日本人選手は所属していません。

チームとしてのあり方を確立しているRBライプツィヒにとって、日本からの移籍は残念ながら考えられていない、というのが現状です。

RBライプツィヒの選手獲得戦略に、日本という国が入っていないのは大変残念ですが、日本人が完全にアウトオブ眼中なわけではなく、それならばどうしたら良いのかという点で解決策はこちら。

これまでの記事の中でもご紹介してきましたが、「ヨーロッパの中堅国からビッグクラブへ」という図式がまさにRBライプツィヒに当てはまると思います。

(‘‘サッカー海外移籍でオランダやベルギーを選ぶメリットは?’’→ 吉田麻也選手の英語力は? 実践に強いプロサッカー選手の実力とは?)

RBライプツィヒの移籍包囲網(スカウト網)にJリーグは入っていないけれど、日本人選手にもチャンスはあります。

それは、ヨーロッパ内のクラブでプレーする事です。

以前、ラングニック教授はこのようなコメントをしていました。

「Jリーグはチェックしてないが、ドイツ隣国のリーグの選手は全員知っている」

つまり、海外リーグ(ヨーロッパ)に所属さえしていれば、彼らの目に留まるわけです。

ただし、ライプツィヒの厳格なる指針には、新選手取得においてやはり若いということが大前提としてある点が、ヨーロッパ 以外の国の(特にアジアからの)選手加入の最大の難しさかもしれません。

実はRBライプツィヒにはU23が存在しません、そこに所属するような(若い)選手がチームの要としてすでに活躍しているからです。

それだけレベルの高いことをしているRBライプツィヒですが、もし日本人選手が移籍するならば、個人的には3バック、4バック、右、左を高いレベルでこなせる富安選手が合うのではと思います。

また、現在ザルツブルクに所属している奥川選手も注目ですね。

奥川選手の紹介記事はこちらから→サッカー日本代表奥川雅也選手ザルツブルグ移籍で南野拓実と共闘も!、おくがわまさや、みなみのたくみ

南野選手ようにザルツブルクを経由して、ライプツィヒやその他ビッグクラブに日本人選手が羽ばたいて行って欲しいです!

以上、急激な成長でサッカーファンを驚かせ続けてくれるRBライプツィヒについてご紹介しました。1日でも早いブンデスリーガ再開を願っています!!