今回は日本人サッカー選手が所属していることで、私たちにとって馴染み深いアイントラハト・フランクフルトについてご紹介します。
新型コロナウイルスの影響で中断されていたブンデスリーガが5月16日に再開されて、長谷部誠(はせべまこと)選手や鎌田大地(かまただいち)選手の活躍が目覚ましいですよね!
目次
- 1 日本人選手もサッカーで活躍!フランクフルトはこんなところ!国際空港は日本から直行便も!観光にも便利!
- 2 日本人サッカー選手も所属のフランクフルト:ヒュッター監督の考えるフォーメーションとスタメン選手の特徴は?
- 3 日本人サッカー選手も所属のフランクフルト:森のスタジアムとユニフォーム胸スポンサーはインディード!チケット販売なしで今後の日程は?
- 4 日本人サッカー選手も所属のフランクフルト:ウイイレ2019のみ!2020に長谷部はいない?背番号も掲載、FIFA20はブンデスリーガも豊富!
- 5 日本人サッカー選手も所属のフランクフルト:公式ホームページ・インスタ・ツイッターはこちら、マインツとダービーの今季の結果は?
- 6 日本人サッカー選手も所属のフランクフルト:2020日本人代表・長谷部誠&鎌田大地
日本人選手もサッカーで活躍!フランクフルトはこんなところ!国際空港は日本から直行便も!観光にも便利!
アイントラハト・フランクフルトは、名前の通りドイツ・フランクフルトに拠点を置いています。
日本からも、羽田・成田・関西・中部の各空港より直行便が運航されており、各ヨーロッパへの乗り換えでも利用されている、ドイツの国際空港の一つがある都市がこのフランクフルト(フランクフルト・アム・マイン)です。
さて、チーム名のアイントラハト・フランクフルトですが、アイントラハト(Eintracht)はドイツ語で一致・協調・融合・調和というような意味があります。
中世から商業の街として発展してきた街で、現在では金融都市としてもヨーロッパの中央に位置付けられています。
欧州中央銀行、ドイツ銀行や証券取引所などがあり、まさにヨーロッパの金融センターという雰囲気があります。
街中は、珍しく高層ビルなどが連なっており、印象としては東京のような感じがあります。
ドイツらしさという点では少し物足りないかもしれませんが、実は少し歩けば旧市街地が広がり、教会があり、緑を感じられる風景があるのは、やはりドイツだなという感じです。
日本人サッカー選手も所属のフランクフルト:ヒュッター監督の考えるフォーメーションとスタメン選手の特徴は?
さて現在フランクフルトは、アディ・ヒュッター監督がフランクフルトで指揮をとっています。
ブンデスリーガの各チーム紹介記事はこちらから↓
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→サッカー・SCパーダーボルン07 ついに1部復帰は監督の底力!!
→RBライプツィヒの戦術の秘密、戦術家ラングニックと名監督の存在!
スイス1部リーグのヤングボーイズを優勝に導いた監督として知られていますね。
現時点では2021年まで契約がある状態です。
フォーメーションとしてはシーズン前半は、4バックシステムを導入していましたが、5月のリーグ再開から3バックシステムに戻し、好成績を残しています。
ヒュッター監督になってからのチーム全体の特徴をご紹介します。
昨シーズンはヨビッチ選手、レビッチ選手、アレ選手の3人で43ゴール、22アシストと驚異的な攻撃力を武器に戦っていましたが、今シーズンより3選手全員移籍したため、これまでとはまた違った戦術で戦っています。
スピード感は昨シーズンほどではないですが、チーム全体として丁寧にビルドアップしていくスタイル、そしてハードなプレッシングは今季の特徴といえます。
また三人の穴を埋めるべく、ACミランから加入したアンドレ・シルバ選手の補強もハマっていると感じます。
このようにチーム状況、補強状況に関わらず、今いる選手で、戦術やスタメン、フォーメーションを調整できるのがヒュッター監督の特徴だと思います。
そして、鎌田選手の今季の活躍もヒュッター監督が大きく影響していると感じます。
前任のニコ・コバチ監督との違いはどこかと考えると、
コバチ監督に比べて、ヒュッター監督は、熱心に選手に寄り添うタイプの監督で、選手一人一人との話合いを大事にしている、といえます。
さらには、専門家を呼んで自らのミーティングやインタビューを分析している、という話があり、この話からもヒュッター監督は、すごく真面目な監督だという印象です。
監督という立場の自分がどのように見られているかを確認し、どのようにすれば選手やチーム全体に上手に伝わるかを日々勉強している、という点が、まさにトップでチームを引っ張る人の繊細な努力だなと感じます。
長谷部選手の復調を察し、3バックに変更するなどの微調整も、選手をよく観察し、細部にまで気を配ることのできるヒュッター監督らしいなと思いますね。
日本人サッカー選手も所属のフランクフルト:森のスタジアムとユニフォーム胸スポンサーはインディード!チケット販売なしで今後の日程は?
フランクフルトは現在’’コメルツバンク・アリーナ’’を本拠地にしています。
こちらのスタジアムは旧名’’ヴァルトシュタディオン’’と呼ばれていて、Wald (ヴァルト・森) Stadion(スタジアム)というその名の通り、フランクフルト郊外の森の中に位置しています。
こちらが今シーズンのホームユニフォームです。
クラブカラーは赤と黒ですが、前シーズンは黒を基調としたかなりシンプルなデザインでした。
それも強そうな感じでとてもカッコ良かったのですが、ユニフォームとしてはあまり目立たないなぁと思っていました。
それと比較し、今シーズンは黒がベースに、赤と白いラインが加えられていて、とてもオシャレな印象でした!
ブンデスリーガ再開はされましたが、まもなくシーズンは終了するかと思います。
時期的にも、来シーズンに向けての新ユニフォーム発表が間も無くだと思いますので、楽しみです。
胸スポンサーであるindeedですが、これは日本でもお馴染みの求人専門検索エンジンの会社です。
’’幸せなら手を叩こう’’の曲に合わせて、「仕事探しはインディード」と歌われるCMが印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
アメリカに本拠地があるようですが、実は現在は日本企業となりました。
主要株主は株式会社リクルートいうことで完全子会社化されています。
馴染みのあるフランクフルトに日本企業が胸スポンサー採用されているのも親近感がわき、嬉しいですよね。
現在ユニフォームはナイキ社製の物が採用されていますが、実は2013・2014シーズンまでは他社のユニフォームが使われていました。
当時フランクフルトは現在ほど強くなく、まだまだ弱小チーム(とはいえブンデスリーガ2部)として知られていました。
その頃、アディダス・ナイキ・プーマの大手スポーツメーカーがトップクラス部のみと契約するという戦略を取ったことで2部のクラブがこれらのトップメーカーと契約を結べないという事態が起こりました。
その時に、当時まだまだ無名に程近かったベンチャー企業、’’JAKO”が名乗りをあげたのです。
フランクフルトは2003年に1部に昇格しましたが、その前年に財政難の理由からクラブライセンスが剥奪される窮地に立たされていました。
そのため多くのスポンサーが離れて行ってしまった過去があります。
そんな中どん底のフランクフルトに救いの手を差し伸べたのが、この”JAKO”というドイツ南西部生まれのスポーツブランドでした。
過去のフランクフルトのように、金銭的に困難であるチームはこのJAKOを採用していると考えられます。
例えば現在ならば、ブンデスリーガ1部ではバイエル・レバークーゼン、2部では遠藤航(えんどう わたる)選手が所属しているVfBシュトゥットガルトなどがあります。
ドイツリーグでは意外と、珍しいスポーツメーカーが採用されていることもあり、調べてみるととても面白いです。
さて、現在は無観客ながら再開されているブンデスリーガですが、今後どのような日程が組まれているかというと、直近では、6月27日(土) フランクフルトVS SCパーダーボルンが予定されています。
再開されたばかりですが、こちらの試合が最終節となっています。
また、ヨーロッパリーグとして8月5日(水)にはBaselとの試合も予定されています。
現在は無観客のためチケットは販売されていませんが、近く観客も動員されることを願うばかりです。
日本人サッカー選手も所属のフランクフルト:ウイイレ2019のみ!2020に長谷部はいない?背番号も掲載、FIFA20はブンデスリーガも豊富!
ウイイレアプリ2020内で所属する選手を簡単にご紹介します。
デンマーク代表 GKフレデリク・ロノー選手 (32)
オーストリア代表 DMFシュテファン・イルザンカー選手 (3)
CBマーティン・ヒンターエッガー選手 (13)
スイス代表 CMFジブリル・ソウ選手 (8)
ポルトガル代表 CFアンドレ・シウヴァ選手 (33)
日本代表 ST鎌田大地選手 (15)
GKケヴィン・トラップ選手(1)
OMFミヤト・ガチノヴィッチ選手 (11)
LMFフィリップ・コスティッチ選手 (10)
以上の9選手ということですが、長谷部選手はウイイレアプリ2020では残念ながら搭載されていません。
2019の際の日本代表ガチャに搭載されていたようで、現在ではその時に獲得した人のみ持っているという状態です。
鎌田選手は搭載されているようなので、長谷部選手もまた出てくるようになると良いですね。
またFFIFA20では、ブンデスリーガとの連携も強化されています。
18の所属クラブを存分に楽しむことができます。
Jリーグをプレーしたい方にはおなじみのウイイレ、そしてヨーロッパクラブを堪能したいという方にはFIFA20がぴったりでしょう。
日本人サッカー選手も所属のフランクフルト:公式ホームページ・インスタ・ツイッターはこちら、マインツとダービーの今季の結果は?
フランクフルトの公式ホームページはこちらです。
https://www.eintracht.de
アイントラハト・フランクフルトといえばサッカー!と思う方も多いですが、冒頭でご紹介したアイントラハトの名前の通り、こちらのクラブには様々な種目が取り扱われています。
バスケットボール、ボクシングやホッケーなど。そしてチアリーディングやダンス、テーブルサッカーのチームがあるのがとても珍しく、面白いと思いました!!
フェイスブック、インスタグラム、ツイッターとYOUTUBEは、サイト最下部より公式サイトへ飛べます。
マインツとのダービーですが、マインツとフランクフルトはライン川(マインツ)とマイン川(フランクフルト)に接する形で位置していることから、ライン・マインダービーと呼ばれています。
さて気になる結果ですが、前季のアウェーではフランクフルトは2:1で負けており、後半戦は5月16日に正式に再開され、0:2で2敗という結果になりました。
しかし、リーグの順位自体はフランクフルトの方が上であるというのは面白いなと思います。
日本人サッカー選手も所属のフランクフルト:2020日本人代表・長谷部誠&鎌田大地
さて、フランクフルトに所属している長谷部選手と鎌田選手の現状について少しご紹介します。
長谷部選手は監督からもチームからもとても信頼が厚く、5月に契約を更新し、来シーズンもフランクフルトの選手としてプレーすることが決定しています。
ブンデスリーガという世界屈指のリーグで厳しい競争の中、2020年の現在36歳でもコンスタントに試合に出場しているのはお見事です。
また、引退後もフランクフルトで働ける環境を提供されるなどの話もあるようで、長谷部選手が人としても認められていることは、同じ日本人として誇らしいです。
そして鎌田選手ですが、今季は出場機会も多く、チームに欠かせない選手となっています。
鎌田大地(かまただいち)選手の紹介記事はこちらから→鎌田大地かまだだいちの年俸は?フランクフルトからイタリアセリアAジェノア移籍消滅
ベルギーのシントトロイデンでの成長とヒュッター監督との関係が、今季躍進の要因ではないでしょうか。
シントトロイデンのチーム紹介記事はこちらから→シントトロイデンは日本人多すぎ?なぜ?オーナーがDMM.com!
鎌田選手も契約更新はほぼ確実という話もあり、来シーズンはさらに活躍を期待したいです!
過去には、高原選手や乾選手、稲本選手など多くの日本人選手が所属してきたフランクフルトですが、長谷部選手、鎌田選手の他にも今後日本人選手がフランクフルトに所属する可能性はとても高いと思います。
2人の実績から、チーム側も日本人選手に対する慣れと信頼があるため、Jリーグでプレーしている日本人選手にも多くのチャンスがあると思います。
日本人選手のさらなる活躍に期待しています!!
以上、ドイツ・ブンデスリーガで日本人選手が活躍しているアイントラハト・フランクフルトについてご紹介しました。